災害への備え
さまざまな自然災害が発生しやすい日本では、災害は他人事ではありません。自然災害は人の命や建物、道路、田畑などに大きな被害を及ぼします。地震や豪雨などの自然の力は止めることはできませんが、日ごろの防災対策によって、災害被害は減らすことができます。
台風災害
1. 情報の入手
まずは、必要な情報を入手して、少しでも被害を減らしましょう。 台風は、突然襲ってくる地震とは違い、事前に情報が得られます。テレビやラジオ、役場の防災無線などから出される情報に十分注意してください。
2. 日頃の心がけ
台風が接近するからではなく、日頃からの心がけが大切です。 まず、自分の家の周りに危険な場所がないか確認をしておきましょう。
また、避難場所や安全な避難経路をよく確認し、隣近所の方との連絡方法を決めておくことなども有効な方法です。
3. 台風への備え
台風が接近する可能性がある場合は、早めに台風への備えを行いましょう。 雨戸・看板・塀なども倒れないように固定しましょう。
早い時期に家の回りを見回り、排水溝や、雨どいの掃除をしたり、飛ばされそうなものは室内にしまい、無理なものは、固定するなど飛散防止対策をしてください。
また、停電に備えて懐中電灯や携帯ラジオなどの防災用品を準備しておきましょう。
4. 台風が接近したら
ラジオやテレビなどの気象情報をよく聞き、進路などを確認しましょう。 台風が接近すると深夜でも気象情報が放送されています。
浸水などの恐れがあるところでは、家財道具や食料品、衣類、寝具などの生活用品を高い場所へ移しておき、緊急避難に備えて、貴重品などの非常持出品の準備、数日分の飲料水や食料を確保しておきましょう。
5. 雨が風が強くなったら
1時間に50mmを越える強い雨が降り始めると土石流などの大規模な災害が発生することがあります。また、風も強くなり、屋根瓦が飛んだり、木が根こそぎ倒される場合もあるので、避難するとき以外は、屋外に出ないようにしましょう。突風で玄関ドアに挟まれ指を切断したり、飛んできたものに当たり重傷を負う事例も多く見られます。
6. 土砂災害の兆候
長時間雨が降り続いたり激しい雨が降ると、土砂災害が発生する恐れがあります。
地すべり
- 沢や井戸の水がにごり始める。
- 地面やよう壁、家に亀裂が入る。
- 斜面から水が吹き出す。
がけ崩れ
- がけや斜面から水がにごって湧き出る。
- がけや斜面に亀裂が入る。
- がけや斜面から小石が落ちてくる。
土石流
- 山鳴りがする。
- 雨が降り続いているのに、川の水位が下がる。
- 急に川がにごり、流木が混ざり始める。
7. 川の水位
神山町の上流部で1時間に30mm以上の雨が継続的に降り続くと下流域では水位が急上昇します。 鮎喰川の水位は、次のホームページで確認ができるようになっています。
- 徳島県道路防災情報
http://www1.road.pref.tokushima.jp/ - 国土交通省川の防災情報
http://www.river.go.jp/ - 神山町鮎喰川監視カメラ
http://www3.town.kamiyama.lg.jp/cam/
8. 災害への備えチェックリスト
非常用持ち出し袋(避難する際に持ち出すもの)や備蓄品の準備の参考にご利用ください。
災害の「備え」チェックリスト.pdf
総務課への連絡先
TEL:088-676-1111
E-mail:[email protected]